新築マンションと中古マンション、どっちを買うべき?4戸購入した私の結論
「新築しか見ません。」
もしあなたがそう考えているなら、一度だけ立ち止まってほしい。
「新築の方が安心だから。」
「せっかく家を買うなら新築がいい。」
そう考える気持ちはよく分かる。
実は私自身、これまで購入した自宅はどちらも新築マンションだった。
それでも今、マンションを探すなら私は中古も必ず検討する。
なぜなら、マンション選びで本当に大切なのは、「新築か中古か」ではないからだ。
私はこれまで、実需・投資を合わせて4戸のマンションを購入してきた。
自宅として新築マンションを2戸、投資用として中古マンションを2戸。
その経験からたどり着いた結論は、とてもシンプルだ。
新築しか見ない人は、損をする。
もちろん、「新築は買うな」と言いたいわけではない。
むしろ、新築には新築にしかない魅力がある。
だからこそ私は、新築も中古も同じ土俵に並べて比較する。
そして最後に、「価格に対して一番価値がある」と思える物件を選ぶ。
今回は、私が中古も必ず検討する理由をお話ししたい。
新築しか見ない人が見落としていること
マンション探しを始めると、多くの人が最初に決める。
「今回は新築だけ見よう。」
あるいは、
「中古の方がお得そうだから、新築は見なくていい。」
でも、私はどちらの考え方にも賛成しない。
その瞬間に、自分で選択肢を狭めてしまっているからだ。
例えば、希望しているエリアで新築マンションが販売されているとする。
そのすぐ近くに、築8年の中古マンションが売りに出ていたらどうだろう。
比較してみると、中古の方が広く、価格も抑えられているかもしれない。
逆に、「中古とほとんど価格が変わらないなら、新築の方が魅力的だ」と感じることもある。
どちらが正解かは、その時の価格や条件によって変わる。
だから私は、最初から新築か中古かを決めない。
両方を比較し、その時点で一番価値があると思える物件を選ぶ。
それが、4戸購入してきた今の結論だ。
私が新築を選んできた理由
誤解してほしくないのは、私は新築を否定しているわけではない。
実際、自宅として購入した2戸はどちらも新築マンションだった。
一つ目の理由は、当時勤めていた会社の社割を利用できたことだ。
一般の人より有利な条件で購入できるのであれば、新築を選ぶ価値は十分にあると考えた。
そして、新築には数字では表せない魅力もある。
それは、完成までの時間を楽しめることだ。
私は契約後、何度も建設現場を見に行った。
外観はすでに完成していたが、内装や外構は日を追うごとに仕上がっていく。
エントランスに植栽が入り、アプローチが整い、共用部が少しずつ完成していく。
「あと少しでここに住める。」
そう思いながら現地へ足を運ぶ時間は、とても楽しかった。
完成した状態で購入する中古マンションでは、このワクワク感は味わえない。
これも、新築ならではの魅力だと思っている。

私が考える、新築最大のメリット
私が考える新築最大のメリットは、最新設備でもブランドでもない。
**「契約から引き渡しまで時間があること」**だ。
物件によって、その期間は数か月のこともあれば、1年以上かかることもある。
一見すると、「すぐ住めない」というデメリットにも思える。
でも、私はこの時間にも価値があると考えている。
例えば、契約後に景気が急変し、マンション価格が大きく下落したとする。
そんな極端な状況では、手付金を放棄して契約を見直すという選択肢が残されている。
もちろん、これは誰にでも勧める話ではないし、実際に起こることも多くはない。
それでも、損失を限定できるという選択肢があるのは、新築ならではの特徴だと私は考えている。
ここまで読むと、
「やっぱり新築の方がいいじゃないか。」
そう思う人もいるかもしれない。
しかし、私が中古も必ず検討する理由は、このあとにある。
新築には、新築ならではの大きなデメリットがあるからだ。
新築最大のデメリットは、「買いたくても買えない」こと
ここまで読むと、新築には魅力がたくさんあるように思えるかもしれない。
実際、その通りだ。
しかし、新築には中古にはない大きなデメリットがある。
それは、「買いたくても買えない」ことだ。
人気のマンションでは抽選になることが多い。
せっかく「この物件が欲しい」と思っても、抽選に外れれば終わり。
「もっと高く買います。」
と言っても買えるわけではない。
運の要素もある。
さらに、物件によっては抽選に申し込むために、手付金を支払えるだけの預金残高を示す必要がある。
つまり、その資金は抽選結果が出るまで自由に動かせない。
もし抽選に外れ、その間に検討していた中古マンションが売れてしまったらどうだろう。
本来得られたかもしれない利益を逃してしまう。
私は、この機会損失こそが、新築最大のデメリットだと思っている。
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中古最大のメリットは、「相場」が見えること
一方で、中古マンションには新築にはない魅力がある。
私が一番大きいと思うのは、
価格が適正かどうか判断しやすいことだ。
同じマンションで過去にいくらで売買されたのか。
同じ間取りはいくらだったのか。
周辺のマンションはいくらなのか。
比較できる情報が多い。
だから、
「この価格なら割安だ。」
「これは相場より高い。」
という判断がしやすい。
私は中古マンションを見るとき、必ず周辺相場や過去の成約価格を確認する。
その積み重ねが、購入判断の精度を上げてくれる。
もちろん、中古にもデメリットはある。
管理状況や修繕計画など、確認する項目は新築より多い。
知識がないまま購入すると、将来住み替えしづらい物件を選んでしまう可能性もある。
だから私は、中古を検討するなら、普段から物件情報を見ることをおすすめしたい。
毎日見る必要はない。
でも、継続して見ていると、
「この価格は安い。」
「これは高い。」
という感覚が自然と身についてくる。
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私が4戸買って分かったこと
振り返ると、私が購入した4戸は、
結果として、自宅は新築、投資は中古になった。
しかし、それは最初から決めていたわけではない。
その時々で、
「今、この価格なら買う価値がある。」
そう思えた物件を選んできた結果だ。
だから私は、
「実需なら新築。」
「投資なら中古。」
そんな単純な考え方はしていない。
もし中古が圧倒的に魅力的なら、自宅でも中古を選ぶ。
逆に、新築が割安なら、投資でも新築を検討する。
私が見ているのは、
新築か中古かではない。
価格に対して、その物件に価値があるかどうか。
それだけだ。
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最後に
私は、新築マンションが好きだ。
完成を待つ時間も楽しいし、自分の家が少しずつ出来上がっていく様子を見られるのは、新築ならではの魅力だと思っている。
一方で、中古マンションには価格が適正かどうか判断しやすいという、大きな魅力がある。
だから私は、最初からどちらか一方に決めることはない。
新築も見る。
中古も見る。
そして最後に考えるのは、
「今、この価格なら、どちらを買うか。」
それだけだ。
マンション選びは、
新築か、中古か。
その二択で考える必要はない。
その時、その価格で、一番価値のある物件はどれなのか。
それを考えることの方が、ずっと大切だ。
だから私が最後に伝えたいことは、一つだけ。
新築しか見ない人は損をする。
新築も中古も、必ず両方検討してほしい。

